ヤマハSR400

ヤマハSR400の特徴

SR400はヤマハから1978年に発売されたバイクです。
2017年9月には一旦生産終了となったSR400ですが、翌年の2018年11月に排ガス規制に対応した新モデルが再登場しました。
レトロなデザインと乗りやすさで人気のSR400は生産台数も多いため、パーツも入手しやすいのが特徴です。

女性ライダーの間でも人気が高いのがSR400の特徴で、レギュラーカラーのブラックとブルーの他に数量限定車のベリーダークオレンジメタリックなどがあります。
ブラック車とブルー車とではサイドカバーのデザインが違っているのも SR400の魅力の一つです。

ブラック車の方はシルバーをベースに「SR」と「SINCE1978」のロゴがあしらわれたシンプルなデザイン、ブルー車の方は若々しいイメージのグラフィックでまとめられています。
タンクのデザインもブラックの方は音叉エンブレム、ブルーの方はYAMAHAの立体エンブレムと異なっているという気の配りようです。
SR400の40周年を記念して発売された特別モデルは、2018年に発売されたモデルに職人が手作業でぼかし塗装をしている非常におしゃれなものになりました。

サンバースト塗装が施されている特別モデルは500台限定版で、普通モデルプラス11万8,800円のお値段となっています。
普通モデルのメーカー希望小売価格は58万3,000円(消費税込み)ですから、かなりコストパフォーマンスの良い一台と言えるでしょう。

シート高は790mmとやや高めですが、シートがフラットなのでポジションが自由に取れるようになっています。
SR400にはレトロで可愛いアナログメーターが装着されていますが、以前は黒だった文字盤が最新モデルでは白に変わっています。

ヤマハSR400のスペック

SR400にはパリダカで優勝したこともあるオフロード車XT500をベースとしたエンジンが採用されており、実用的でタフなのが特徴です。
空冷・4ストローク・SOHC・2バルブ・単気筒・フューエルインジェクション搭載エンジンは確実な走行を約束してくれます。

音響解析技術を駆使してマフラー内部構造を最適化しているのもヤマハならではの個性で、心地良い排気音を楽しむことができるようになっています。
また、低荷重の握りやすいクラッチを採用しているので、長距離走行をしてもライダーの疲労を最低限に抑えることができます。

フロントディスクブレーキも298mmで、軽快な走りと優れたブレーキタッチ・コントロール性を保証してくれます。
どのアングルから見ても美しいフォルムに仕上げられているSR400は、走ること自体が好きな人には最適のバイクということができます。