電動バイクのメリットを知っておこう

電動バイクのメリット

車と比較すると電動化が遅れているバイクですが、輸入車を中心として日本でも購入できる電動バイクの選択肢は増えつつあります。
電動バイクのメリットといえば、なんといっても燃料を必要としていないというところ。
そして、エンジンなどの複雑な構造がないため、メンテナンスフリーで故障や不具合といったトラブルも起きにくいことがメリットと言えます。
バッテリー、モーター、コントローラといったシンプルな造りは、トラブルを避けるのにはもってこいです。

ガソリンバイクの場合はパワーを生み出すために燃料期間や燃焼行程というものが必要になります。
例えばサイクルエンジンであれば吸入、圧縮、燃焼、排気という4工程が考えられます。
これが電動バイクであると全くなくなるため、アクセルをオンにすると一気にMAXまでパワーをあげることができます。
レスポンスに大きな差があることが、メリットと言えるでしょう。

ガソリンバイクだと、じわじわと加速してやや遅いなと感じることがありますが、電動バイクなら一気に最大出力まで上げることができるので力強い走行が可能です。
少し上の排気量、もしくはそれ以上のパワーを実感したいという方には電動バイクがおすすめです。
また、ストップアンドゴー、坂道が多い日本ではこの実用性は大きなメリットを発揮します。
電動ならではの、魅力と言えます。

ガソリンバイクとの違い

ガソリンバイクと電動バイクの違いと言えばやはり構造で、ガソリンが不要なので非常に軽量に仕上げる事が出来るのが特徴です。
電動バイクとガソリンバイクを比較すると、同じ規格のバイクでも本体重量に10kg程度の違いが出てきます。
ガソリン自体の重量も入れるとさらに大きな差が出てくるので、軽い電動バイクは取り回ししやすいことが魅力的です。

他にも、電動バイクはリラックスできるポジション、パワフルなモーター、そして長い走行距離も実現化しているので、気兼ねなく走行できます。
日常の移動の足としてはとても便利で、不自由なく使えるアイテムです。
ほとんどのガソリン車と比べると電動バイクは安価な価格で購入できますし、電動バイクならではの面白さや安定感があり、公道を走る上では必要不可欠な安定性も両立できています。

電動バイクと言うと、充電する場所やバッテリーの持ちが気になるかもしれません。
最近ではバッテリーが取り外しでき、スペアバッテリーもシート下に収納できるタイプのバイクなども販売されています。
さらに登り坂などで一気にパワーアップしてくれるブースト機能を搭載している車両もあるので、パワーをそれほど心配する必要はなさそうです。
郵便配達などでも電動バイクは既に使われており、法人利用も非常に進んでいるので、現実的にバイク乗りとしても検討できるレベルまで進んでいると言えそうです。