バイク用バッテリー充電器のメリットと選び方

バイク用バッテリー充電器のメリット

バイクのバッテリーが上がってしまった時、どのように対処するべきか知っていますか?
バイクのバッテリーはライトの消し忘れや自然放電などが原因で上がってしまいます。バッテリーが上がってしまうとエンジンをスタートできず、立ち往生してしまうことも。上がってしまう前にはセルスターターの勢いが落ちたり、ホーンの音が低くなったりといった前兆が現れるので、これを見逃さずに対処する必要があります。

バッテリーの充電やメンテナンスはバイクショップなどで可能ですが、調べてもらうのにも手数料がかかります。自分でバッテリー充電器を用意しておけば、ショップに行く手間が省けてお得なだけでなく、いつでもバッテリーを充電できるので安心です。

バイク用バッテリー充電器の選び方

バッテリー充電器を選ぶ際には、まず出力電圧を確認しましょう。バイクの電圧と充電器の電圧があっていないと、故障の原因になってしまいます。バッテリー容量については「二輪車対応」と表記されているものであれば問題ありません。もし「二輪車対応」の表記がない場合、自分のバイクの排気量を確認してください。排気量によって、50ccは3Ah、250~400ccは8~10Ah、1000ccは12Ah、2000ccは30Ahが目安になっています。

バッテリーのタイプも確認しておきましょう。
バイクのバッテリーには大きく分けて、開放型、密閉型、リチウムイオンバッテリーの三種類があります。自分のバイクのバッテリー種類にあった充電器を使用するようにしてください。

バッテリーを長持ちさせるための機能に着目するのもおすすめです。サルフェーション(硫酸鉛)除去できる機能をもったものなら、通電性の低下を防げます。そのほか、充電が満タンになったらスイッチが切れる機能があるものは、インジケーターなどを確認しなくて良いので楽ちんです。

バッテリーを長持ちさせるには?

バッテリーには寿命があり、交換しなければならないタイミングがやってきます。しかし、正しい方法で充電するようにすることで、バッテリーを長持ちさせられるのです。

まず、一番大切なのはこまめに充電することです。充電のタイミングを知らせる前兆にスターターやライト、ホーンの不調がありますが、これらの前兆が現れる前に充電するのが理想です。周期を決めて、定期的に充電するようにするのがおすすめです。

また、過充電もバッテリーの寿命を短くする原因の一つです。充電が満タンになったら自動的にスイッチが切れるタイプのバッテリー充電器も販売されているので、チェックしてみてください。