バイク用チェーンクリーナーの選び方とおすすめ3選

チェーン掃除の重要性

バイクの定期的なチェーン掃除をしているライダーの方は意外と少ないのではないでしょうか。ついつい見落としがちなチェーン掃除ですが、長期間掃除しないまま乗り続けると、トラブルを起こし故障の原因になってしまいます。

バイクチェーンは金属パーツでできており、雨などで濡れてしまうと錆びて寿命が縮みます。チェーンの寿命を延ばすためにも、乗る度にメンテナンスするのが理想です。基本的な日常メンテナンスは、メンテナンススタンドを立ててチェーンを回しながら大きな汚れを水で流し、チェーンクリーナーを吹きかけてチェーンブラシなどで磨きます。走行後チェーンが温かいうちの方が汚れが落ちやすいのでおすすめです。一週間に一度や雨の中走った日などは、仕上げにチェーンオイルを注油してあげましょう。

バイク用チェーンクリーナーの選び方

チェーンクリーナーを選ぶ時は、成分に着目してください。
水洗いできない環境の場合、石油系のクリーナーがおすすめです。チェーンに吹きかけて汚れを拭き取った後は乾かすだけで大丈夫なので、手軽なのも魅力です。ただし、石油系クリーナーはゴムやプラスチックのパーツを劣化させてしまう危険もあります。「シールチェーン対応」と記載されているものを選ぶと安心でしょう。

水洗いできる環境で広範囲の汚れをしっかり落としたい時は、アルカリ系クリーナーを選びましょう。アルカリ系クリーナーは比較的安価なため、広範囲にたっぷり吹きかけて使いやすいというメリットがあります。ブラシで汚れを落とした後は、しっかり水洗いする必要があります。

錆を防ぐ成分が入っている商品もあります。掃除と同時に錆予防すれば、よりチェーンの寿命を延ばせます。「防錆剤入り」の記載があるクリーナーを探してみてください。

おすすめバイク用チェーンクリーナー3選

KURE チェーンクリーナー

防錆剤入り石油系クリーナーです。シールチェーンにも対応しており、幅広い車種で使用可能。760mlの大容量でコスパも抜群。握りやすい細いスプレータイプで、細部までしっかりと吹きかけられる人気商品です。

モータウン チェーンデグリーザー

こちらは植物性アルカリ系クリーナーです。植物性のためにおいがきつくなく、コスパも良いので広範囲に使えます。水拭きタイプの形状で、防錆剤も入っています。

AZ MCC-002 バイク用 チェーンクリーナー パワーゾル

石油系クリーナーで、シールチェーン対応。この商品の特徴は逆噴射可能なノズルです。様々な角度から噴射できるので、水平のままでは届きにくい場所にも最適な角度からクリーナーを吹きかけられます。