バイク用グローブの種類と選び方

バイク用グローブの種類

一口に「バイク用グローブ」といっても、その種類は様々。形や機能、素材で種類がわかれています。

ショートタイプ

手首までの長さの、もっともスタンダードな形状のグローブです。ウェアの袖の厚さに関係なく装着でき、手首の動きを妨げないのでバイク操作をしやすいのがポイントです。

ロングタイプ

手首を覆う長めタイプのグローブ。防風性・防寒性に優れていて、冬場におすすめです。ウェアの厚みによっては手首が窮屈になってしまうこともあるので、組み合わせには注意が必要です。

レーシンググローブ

その名の通りロードレース向けに作られたグローブです。プラスチック製のプロテクターがつけられていて、安全性と操作性の工夫が凝らされています。

全天候型グローブ

主にツーリングで使われることを想定したグローブです。突然の雨や雪にも対応できるように防水素材が使われているものが多く、幅広く使えるのが魅力的です。

オフロードグローブ

地面が土のオフロードで使われることを想定したグローブです。薄手のナイロン製のものが多く、操作性にたけていますが、アスファルトの道で使うのにはあまりおすすめできません。

レザーグローブ

街乗りを中心に楽しんでいて、ファッション性も大切にしたい人におすすめなのがレザーグローブです。様々な色や形のグローブがあるので、お気に入りの一着が見つかるでしょう。

バイク用グローブの選び方

バイク用グローブの大切な機能は、転倒した際に指を守る防護性能と体感温度を調整する保温機能です。

グローブを選ぶ際には、まず用途を確認しましょう。オフロード用、ロードレース用、ツーリング用など様々な用途に合わせてグローブが開発されており、それぞれに特化した工夫がされています。また、例えばオフロード用バイクは操作性を優先しているためにアスファルト上での防護性能が低い、というように、特定の用途に特化したグローブは別の用途では使えないこともあります。

用途でグローブを絞ったら、次は季節に応じた素材を選んでください。冬場はロングタイプで防寒性を高め、夏場はショートタイプで通気性の高いものを選ぶのがおすすめです。

どの種類のグローブでも最低限確認しておきたいのは、「衝撃を吸収できるか」「転倒時の防護性能は十分か」「操作に支障はないか」「自分の手にあっているか」という点です。気に入ったデザインのグローブを選びたいところですが、グローブを選ぶ時は安全第一。必要な機能を備えているグローブであることを確認して選んでください。