GSX250Rの特徴
「SUZUKI GSX250R」の特徴・コンセプト
SUZUKI GSX250Rは、日本で人気の250ccクラスの大人気車種です。
バイクは50ccの原動機付自転車から1000ccを超えるような大型バイクまで数多くの車種がありますが、中でも日本で最も人気が高いのは250ccの車種です。
これは税制面で非常に有利であるということや車検の必要がないということが関係しており、そのため国内バイクメーカーからは人気の車種が数多く製造されています。
その中にあってもSUZUKI GSX250Rは非常に人気が高く、ライダーなら一度は憧れる車種と言っても過言ではありません。
まずGSX250Rのコンセプトですが、「街乗りに使える扱いやすさを持ったスポーツバイク」ということです。
同時にスポーツバイクとしてのルックスを重視しており、開発者が「一目でかっこいいと思ってもらえるように」ということで作ったということをインタビューで回答しています。
確かにその言葉どおりGSX250Rはバイクについて詳しくない人も一目で「かっこいい」と感じられるもので、250ccとは思えないほどの重厚感があります。
見た目として目立つのがカワサキのNINJA250などと異なり単眼の異型ヘッドライトを用いているというところです。
こうしたあえて他メーカーの人気車種と異なるデザインにしているというあたりにデザイナーのこだわりを感じられるでしょう。
さらにメーター部分では昼夜問わずに視認することができるバックライト製となっていて、通常のタコメーターと異なる時計やシフトインジケーターなど複数の項目を確認することが可能です。
もう一つ注目なのがメーターにRPM(回転数)が表示されるということで、そちらを参考にすることでギアチェンジをよりきめ細かく行えます。
GSX250Rを購入するメリット・デメリット
GSX250Rは2017年4月に新型モデルが登場したことにより大きな注目を受けています。
プロのレビューなどを見てもほとんどが大変高い評価を出しており、長年のバイクファンも十分に満足する性能であるということが伺えるでしょう。
スズキのバイクのよいところは価格に対してのパフォーマンスが非常に高いということで、今回のGSX250Rも527,040円と他メーカーと比較してかなり安いと感じる価格です。
具体的にはライバル車種であるYZF-R25が56万円台、Ninja250が62万円となっているので、いかに価格的なメリットがあるかわかるでしょう。
なおGSXシリーズは125cc、250cc、750cc、1000ccの4つのモデルで排気量が設定されています。
ただしこの価格の差のもとになっているのは250ccクラスで唯一ABSが搭載されていないということです。
また、上記のライバル車種がDOHC4バルブエンジンを使用しているのに対し、GSX250Rは同じく唯一SOHC2バルブエンジンが採用されています。
価格だけを単純に比較をするとインパクトがありますが、スペックを細かく比較していくとなるほどと納得する部分がありでしょう。
ただし他車種と比較をすると劣る部分があるとはいえ、走行性能の良さは折り紙付きで、乗車をしてみる満足度はかなり高いです。