STREET BOB

ハーレダビッドソンのストリートモデル

日本においても根強いファンの多いハーレダビッドソンですが、そのストリート向けモデルとして販売されているのが「STREET BOB(ストリートボブ)」です。

「STREET BOB」は2017年にモデルチェンジをしたということで人気が出ている車種となっており、ハーレーらしさを維持しつつも街乗のしやすい便利さが魅力です。

ハーレーダビッドソンの中でも「STREET BOB」はシンプルなモデリングをしているというところが大きな特徴となっています。

ミニエイプハンドルレバーにレースデザインホイールといった独特の形状と、全体をダークな色調にしたというルックスから、乗る人に高い満足感を与えてくれる仕上がりとなっています。

ハーレーダビッドソンの車種の中では比較的足づきが良いというところも人気の理由となっており、女性や小柄な男性からも選ばれやすいモデルです。

シート高は低めに作られている一方で、ハンドルが高く作られているので、ハーレーらしい乗車姿勢をとることができるのも嬉しいところでしょう。

ある意味ハーレーの伝統的なエイプハンドルが最もキレイなシルエットとなっているバイクと言ってもよく、「チョッパーハンドル」に乗りたいという人なら一度は所有をしてもらいたいモデルです。

ちなみに「エイプハンドル」の「エイプ=猿」というい言葉は、ハンドルを握って走行している時の様子が、枝にぶら下がる猿のように見えることからそのように名付けられたのだそうです。

ハーレーらしさをどこまで追求するか

「STREET BOB」は乗車をしてみるとすぐにハーレーらしいエンジンの縦揺れを感じることができます。
ドッドッドッドッといった低い音はハーレーダビッドソンのバイクならではのものですが、さらに近年のモデルチェンジにより迫力は大きくなりました。

ただ日本の公道を走行するにはパワーが有り余りすぎているので、「STREET BOB」を購入するユーザーの中にはあえてエンジンを静音性能のある低い排気量に改造する人もいたりします。

信号待ちなどでアイドリングをしている時の音もかなり大きいので、そうしたハーレーらしさをどこまで楽しむかというところで「STREET BOB」の評価も変わってくるでしょう。

走行性能はさすがハーレーということで申し分はなく、シンプルな構成をしている「STREET BOB」ではこれぞバイクという満足感があります。

ハーレーはカスタマイズをしてこそハーレーという意見もありますので、新車そのもので購入するのではなく、自分なりにカスタマイズすることを前提に中古で購入するというのもおすすめです。