バイク用レインウェアの選び方

バイク用レインウェアはサイズが重要

バイクを通勤・通学に使っている人、週末にツーリングに出かける人など、バイクの用途は人によってさまざまですが、雨に降られた時のことを考えて常にレインウェアを用意しておくことが大切です。
バイク用のレインウェアというのは、通常の町で着るレインウェアとは選び方のポイントが違います。

例えばサイズに関してですが、街着の感覚で選んでしまうと、窮屈で動きにくいと感じることがありますので注意しなければなりません。
バイクは夏場でも走っていて涼しい思いをすることがあるぐらいですから、厚手のジャケットやセーターを着た上から羽織ってもきついと感じないぐらいのゆとりのあるサイズを選ぶようにしたいものです。

さらに袖口や襟元にアジャスターがついているものを選べば、冷たい水や風が入り込んでくることがなく快適な走行を楽しむことができます。
また、大きめのサイズがいいと言っても、あまり大きいと隙間から風が入り込んでくることになりますので、その辺りは常識で判断する必要があるでしょう。

バイクショップで購入するのであれば、店員さんによく相談して選ぶのがおすすめです。
もう一つ忘れてはいけないのが、リフレクター(反射材)が付いているかどうかです。
雨の日や夜などでもリフレクターがあれば、車のライトに反射して光るので追突などの心配が軽減されます。

バイク用レインウェアは防水と透湿性能が大切

バイク用レインウェアというのは、素材も非常に重要なポイントです。
100均ショップでも雨風をしのげるレインウェアは購入できますが、快適な走行を重視したいのであれば防水性と透湿性をよくチェックした上で選ばなければなりません。

レインウェアの防水性は「耐水圧(mm)」で表されます。
小雨で300mm、中程度の雨で2000mm、嵐の場合には10,000mmの耐水圧が必要だと言われていますが、ロングツーリングが多い人は10,000mm のレインウェアを選ぶといいでしょう。

透湿性というのは布地の蒸れにくさのことですが、水や風を中に通さず、しかも内部の湿気を外に排出できるタイプの素材が理想的です。
ゴアテックスなどは防寒性も高く、バイク用のレインウェアとしてはぴったりです。

コンパクトにたためるかどうかもバイク用レインウェアを選ぶ際の重要なポイント

いくら高性能のレインウェアでも、コンパクトに畳めないのでは持ち運びが不便になってしまいます。
基本的に、レインウェアは常に持ち歩くようにしたいので、収納を考えながら選ぶようにしたいものです。
小さい収納袋に収めるようになっているようなタイプだとリアボックスに詰め込む際にも便利です。