風から身を守るウインドスクリーン

ウィンドスクリーンとは？

ウィンドスクリーンは、別名ウインドシールドとも呼ばれています。
特に寒い時期になると、このウインドスクリーンを付ける人が増えてきます。
ウィンドスクリーンはバイクに関連するパーツの一つで、風を遮る役割があります。

ウィンドスクリーンのメリット

ウィンドスクリーンをつけるメリットのひとつは、何と言っても名前の通り風から守ってくれるということです。
ライダーがバイクに乗っているとき受ける風の量は、見た目以上のもの。
風を切って走るといいますが、実際には切っているというよりも、身体で受け止めているので体への負担は大きくなります。
特に長距離のツーリングを趣味にしているというバイク乗りにとっては、長時間風を受け続けることで体が冷え固くなってしまうので風を避けることはとても大切です。

寒くなってしまうと手がかじかんでしまい、安全な走行を続けられなくなります。
暑い時期のツーリングでは、風を受けるととても気持ちの良いものですが、寒い季節になると風はライダーにとって大敵です。
安全なツーリングをするためにも、寒い季節になったらウィンドスクリーンを取り付けて風対策を取り入れる方が増えてきます。

またウィンドスクリーンは、風からだけではなく雨からも体を守ってくれます。
もちろん車高や身長によって変わるものですが、雨天時に前傾姿勢になりスクリーン越しに視野を確保すれば、体に当たる雨の量をぐっと軽減させることができます。
特にヘルメットにシールドが付いていない場合には、高い効果を感じられるでしょう。

バイクに乗っている時には、顔に雨が当たったとしても、片手運転でその水を拭き取るということはなかなかできません。
そのため、あらかじめ雨が顔に直接当たらない対策として、ウィンドスクリーンはとても有効です。
ただ、ウインドスクリーンにいつまでも水滴がこびりついてしまうと視界が悪くなるので、ウインドシールドの撥水効果を高めるために事前にスプレーやペイントを使っておくと良いでしょう。

ウィンドスクリーンの取り付け方

ウィンドスクリーンを取り付ける方法は、車種や購入したウインドスクリーンの種類によって大きく異なりますが、基本的な取り付け方は同じです。
まずはバイクミラーを取り外し、ウィンドスクリーンのパーツをミラーのネジ部分に挟み込んでいきましょう。
その上からミラーを取り付けて、ウィンドスクリーン本体を取り付けます。

事前にウインドスクリーンのパーツを組み立てておき、ナットを仮止めにした状態で取り付けるとスムーズに作業できます。
ただ、取り付ける車両によっては手順も異なるので、加工などが必要な場合には専門業者に依頼することも可能です。