人気のカスタムパーツ:マフラー編

十分に注意をしてカスタムしたいパーツ

バイクのカスタムをするときに十分に注意をして行いたいのがマフラー部分です。

というのもバイクのマフラー部分の改造は暴走族などが好んで行う傾向があり、そうした違法改造のほとんどが大きな騒音をわざと作るために行うものであったことだからです。

そのため現在ではマフラー部分の改造については相当厳しくチェックをされることとなっており、基準品として販売されているマフラー以外のものをつけたバイクは車検を待たずに発見次第に罰則の対象になってしまいます。

不正な改造をされているというバイクが通報をされた場合、まず国土交通省から整備命令の通達を受けます。

またそうした不正改造を行ったとされる人や業者は6ヶ月以下の懲役または30万円以下の罰金を受けることになっています。

マフラー部分の改造をする場合には保安基準に適合しているかどうかをきちんと調べてから行うようにするとともに、知らずに違法改造をしないように十分に注意をしましょう。

マフラー交換にはかなりの技術が必要

マフラー交換をするときにはいくつかの方法がありますが、交換をしたいと思う人の殆どが見た目を派手にすることを目的にしています。

マフラー改造は確かに見た目が大きく変わるのが大きな魅力になりますが、実際には交換に際してはエンジン性能に合わせて駆動系の部品をチューニングしないといけないなどかなり高度な技術が必要になってきます。

ただマフラー部分だけをいたずらに交換したり、パワーを上げるためにマフラーの一部に穴を開けるといった方法をとってしまうと、排気音が異常に大きくなり規制に引っかかるようにもなってしまいます。

新車としてディーラーから販売されているバイクはきちんとサイレンサーがついており、騒音が出ないようになっています。

サイレンサーを取り外すと一時的に回転数が上がり加速がよくなったように感じるかもしれませんが、結果的にマフラーのためにエンジンの摩耗が早くなりバイクの寿命を縮めることになってしまいます。

現在特に不調を感じるということでなければできるだけいじらないよういするのが無難なパーツです。