ハヤブサの特徴

ハヤブサの特徴

ハヤブサは、他では体感できないような速度とパワーを誇るスズキの名バイクの一つです。
1999年に登場して以降、まさにスピードを極めたバイクとして世に送り出されました。
ハヤブサの魅力といえば、何と言ってもやはりその最高速度と加速の性能です。
一般的な道では持て余すというイメージが強いその最高速度とパワーですが、最速のマシンを乗りこなす優越感や特別感はとても魅力的です。

さらに、デザイン面でも角がなく滑らかでスムーズな美しいフォルムには目を奪われます。
耐久性と速度を考慮して設計されているので、どこから見てもとてもまとまりがあり、年齢や性別を問わずに誰が乗っていても違和感のない美しいデザインです。
バイクに馴染みのない人から見ても目を惹くインパクトがある「隼」の文字は、ハヤブサの代名詞です。

ライダーの求める機能性とスピードがどちらも盛り込まれているので、国内外から高い評価を得ているバイクの一つです。
また、新型のハヤブサは見た目よりも足つきや取りまわしに優れているので、身長が低い方や女性にも取り扱いのしやすいバイクです。

ツーリングにおすすめする理由

ハヤブサと言うと最強で最速のオートバイというイメージが強い上に、一般道ではもったいない、パワーが有り余ってしまうのでは?というイメージが強いかもしれません。
いくら高速道路で快適に走れたとしても、一般道や街乗りでツーリングしている時に我慢している気持ちになるようなら、楽しさは激減してしまいます。
しかしハヤブサは、実際に乗ってみると一般道を走っていてもとても気持ちがいい車両の一つです。

常用回転域のトルクがあるので、一般道もウズウズしながら走るのではなくクルージングを楽しむことができます。
アイドリングから3000回転くらいまでの低回転域がとても扱いやすいので、トルク不足を感じずハイパワーマシンにありがちな力を抑えて走行している感じがありません。
さらに電位制御になっているスロットル操作のおかげで、どの回転域で走行していてもスムーズに反応してくれるので、パワーや速度を自由に調整することができます。

ハヤブサは、電子制御によって出力特性などが変更できるドライブモードセレクターアルファという技術を新しく採用しています。
つまりトラクションコントロールやパワーモードなどが総合的に切り替えられるので、プリセットされたものだけではなく、ユーザーが設定したモードに切り替えることができます。

通常はベーシックなBに設定しておき、雨天時や渋滞時などは出力が緩やかなCモードにするといった使い分けが可能です。
アクティブに走りたい時や高速道路では、瞬発力の高いAモードなどと、使い分けをしていきましょう。
もちろんスロットルを全開にすれば脅威のパワーが出ることは皆知っていますが、街中でも十分楽しめる出力特性や出力の切り替えに対する工夫が魅力です。