ドラッグスター400
ドラッグスター400は日本人の為に作られたアメリカン
ジャパニーズスタンダードアメリカンバイクと呼ばれるYAMAHAのドラッグスターは、若い人から年齢を重ねた人たちにも人気がある日本人のためのアメリカンバイクと呼ばれています。
その魅力や特徴はすでにこのバイクを愛用されている方にとって、語りつくせぬものがあると思いますが、ドラッグスター400の素晴らしい特徴と魅力をここでお知らせします。
流通台数が多いドラッグスター
日本人が乗っているアメリカンバイクといえば、ドラッグスターをすぐに連想しますが、その中で最も流通台数が多いといわれているのが、ドラッグスター400です。
中古車両を見ても一般的に1000台以上が出品されているという具合で、とにかく人気がある事は間違いありません。
ドラッグスターについては、情報誌も発行されており、ドラッグスターを愛用しているバイク乗り立ちが集まるミーティングなども各地で開催されているという事なので、こうした状態を見ても、このバイクがこよなく日本人に愛されているという事がわかるでしょう。
しかし2008年排ガス規制の問題でいったん生産修了となり、現在は排ガス規制がクリアとなった車両となるドラッグスター400が再販されています。
ハーレーとは違う魅力を持っている
ハーレーダビッドソンこそアメリカンバイクと思い浮かべる方も多いと思いますが、ハーレーの場合、アメリカという広大な地域を走るという事で設計されているので、信号、コーナーなど起伏が少ないところを走るバイクです。
そのためハーレーを日本で運転すると、カーブが曲がりにくい、起伏の多い道を走るとサスペンションの突き上げが強いので腰がひどく痛くなるなど、ライダー泣かせのバイクともいえるのです。
ハーレーは元祖アメリカンバイクであることに違いはありません。
でもドラッグスターはハーレーの模倣品じゃありませんし、日本人は学ぶ民族なのでハーレーから多くを学び、それを工夫して日本の道路を機能性豊かに走る事が出来るドラッグスターという素晴らしいバイクを生み出したのです。
乗り手に優しいバイク
ドラッグスター400は、250と比較して、アメリカンバイクの特徴を存分に活かしているバイクです。
250の場合エンジンが高回転まで廻り急がせるように加速しますが、これはアメリカンバイクとは違う特徴です。
ドラッグスター400の場合、回転が上がるとゆっくり加速し、排気量にも違いがなく、ずっとアメリカンバイクらしいバイクなのです。
スポーツバイクはスポーツバイクではなく、エンジンをしっかり回して走るというよりも、高いギアで低い回転数で長距離を走るというイメージのバイクです。
その印象をより強く感じるのがドラッグスター400であり、このドラッグスターの特徴的な部分といえます。