ナイトランへ出かけるなら、夜の東京へ

東京の夜を駆け抜けろ!

東京都内の夜といえば消えない夜景の景色が特徴的です。

昼間は混雑をしている道路も夜も更けてくることでだいぶ走りやすくなり、独特の空気感を感じながら走行をしていくことができます。

環状線をあてども無く回りながら運転していくというツーリング方法もあり、夜にふとバイクで走り出したくなったならとにかく街に繰り出してみるというのがおすすめです。

夜の東京というのは何をするというわけでなくてもなんとなくワクワクするもので、昼間よく見ているような街の景色もまた全く違った雰囲気になっていたりします。

おすすめの東京ナイトツーリングのコースとしては、湾岸道路から東京ゲートブリッジといった海岸線の道路が挙げられます。

海岸線の景色では橋のライトアップとともに海を挟んで向こう側に見える景色の美しさがあるので、ちょっとした冒険気分を味わうこともできますね。

他にも夜の工場をめぐる工場ツーリングや空港での飛行機の発着を見る空港ツーリングといったものも人気があります。

新木場からの東京ゲートブリッジが絶景

東京ナイトツーリングの中でも特に人気が高い東京ゲートブリッジですが、その理由はなんといっても夜にだけ見ることができる美しいライトアップにあります。

経路としては都内方面からは春日通り(国道254号線)に入り文京区から台東区へ向かうルートを抜けていきます。

春日通りから本郷三丁目に入るとそこからは都道453号線に入り御徒町駅方面に向かいます。

御徒町から厩橋を渡るとその先には明治通り(都道306号線)に入っていくのでそこから新木場に向かっていくといよいよ目的地が近くになります。

東京ゲートブリッジは独特の枠組みをした鉄骨造が特徴の橋ですが、夜になるとこの橋桁全体が白い光に包まれるため非常に美しく海の上に浮かんで見えます。

なおこのゲートブリッジのライトアップは特定の期間中にだけ見られる色になることもあるということなので、見に行く前に公式サイトからライト情報を調べておくのがおすすめです。

東京ゲートブリッジは直接渡るのもいいのですが、新木場から海を挟んで橋を眺める景色が非常に美しいので、手前の休憩所で一端バイクを停めて遠くに浮かぶ橋と街の夜景を堪能してみてください。

横浜~川崎方面の工場ツーリング

一方工場好きという人に一度は見てもらいたいのが横浜~川崎方面にある工場群を見に行くナイトツーリングです。

横浜ベイサイドマリーナ付近では、床部分に一面木の板が敷き詰められており、あちこちに配置された青いライトが幻想的な雰囲気を出してくれます。

すぐ近くには赤レンガ倉庫もあるので、夜の歴史的建造物というまた不思議な光景を見るということもできます。

しかし工場マニアに一番におすすめしたいのが、京浜工業地帯のど真ん中にある巨大な川崎市の化学工場エリアです。

都内からは浮島町からの湾岸エリアに行くことになるのですが、24時間体制で動き続ける巨大な工場の景色は特に男性に人気があります。

工場内を照らすライトも不思議に魅力的で、時折宙に舞っていくのが見える煙などもまた心踊る景色になっています。