ヤマハYZF-R125の特徴
ヤマハYZF-R125の特徴
新型ヤマハYZF-R125は、2018年9月28日に発表されたスポーツバイクです。
125ccバイクはホンダのCB125RをはじめとしてSUZUKIのGSX-R125、KawasakiからリリースされているNinja125など、続々と人気製品が登場していますが、これを受けてヤマハから発売されたのがYZF-R125です。
2018年に日本で新型が発表される以前にも、YZF-R125はプレストコーポレーションを通して輸入されていましたが、EU圏では新型機種のアップデートなども行われ、人気を博していたのがこのバイクです。
2008年に EUで発売された後、2009年にはレースレプリカ仕様、2012年にはWGP参戦50周年記念仕様がラインナップされ、2014年にはモデルチェンジが行われています。
YZF-R15のデザインを踏襲した形のYZF-R125ですが、タンク上部にスリットが設けられてあったり、ブレーキレバープロテクターが装備されていたりするなど、全体的にレースマシンを意識した作りになっているのがYZF-R125の大きな魅力です。
シート高は825mmと街乗りには最適なポジションです。
ネタケースの中には最新のスポーツバイクに採用されることの多い反転液晶が使われており、見ているだけでプロの気分を味わわせてくれます。
ヤマハYZF-R125のスペック
エンジンには VVAと呼ばれる可変バルブタイミング・リフト機構が装備されており、低回転から高回転まで快適に使い切れる点がメリットとなっています。
最高出力は15ps/9000rpm、最高トルクは12.4N・m/8000rpmとなっており、のびのびと走り回ることができます。
フレームにもアルミ製のDELTABOXが使用されており、いやが応にもレーシーな雰囲気を盛り上げています。
YZF-R125ではABSも標準化されており、リアタイヤは130/70-17から140/70-17へとワイド化されています。
初代のYZFシリーズ「R1」が発売されて以来、20年後に発表されたYZF-R125はプレスト参考小売価格が474,120円とコストパフォーマンスの点から言っても申し分ありません。
カラーは「ディープパープリッシュメタルブルー」「マットブラック2」「ビビットイエロイッシュレッド」の3色となっています。
4ストローク単気筒、水冷SOHC・4バルブエンジンで、マフラーには排出ガスの完全燃焼を図るためのデュアル触媒とエア・インダクションシステムが内蔵されているなど、環境性能的にも非常に優れています。
ヨーロッパのライダー達から高い評価を受けているのもうなずける一台です。