インナーバイザー付きヘルメットとは

インナーバイザー付きヘルメットの特徴

最近、さまざまな機能のついているヘルメットが市販されていますが、その中でも特に便利なのがインナーバイザー付きのヘルメットです。
バイクに乗っていると、日差しが眩しくて走り続けるのに難儀することがよくありますが、こんな時、サングラスをかけると違和感があるという人は多いはずです。

その点、インナーバイザー付きのヘルメットであれば視野をキープしながら、しかも強い日差しも効果的に避けることができます。
インナーバイザーはシールドの一部だけを覆うようになっているので、視界が暗くなりすぎず、安全走行にはおすすめです。

ミラー・スモークシールドのヘルメットもありますが、これだと夜間の走行で歩行者が見えにくいなどの危険があるので、夜間にバイクで走ることが多い人には不向きです。

インナーバイザー付きヘルメットのメリット

インナーバイザー付きヘルメットというのは、側頭部にレバーがあり、インナーバイザーを開閉できるので、トンネルの中に入ったらレバーを動かしてクリアしているのに切り替えるといったこともできます。
サングラスも付け外しはできますが、バイクで走っていてトンネルに差し掛かったところで急に外すといった芸当はできませんので、インナーバイザー付きヘルメットの方がメリットが大きいといえるでしょう。
ただし、バイザーが内蔵されている分、他のヘルメットよりもやや大きめに作られている点は妥協する必要があります。

おすすめのインナーバイザー付きヘルメット

インナーバイザー付きヘルメットはいろいろなメーカーから発売されていますが、その中でも特におすすめできるのがSHOEIの「J-Cruise」です。
このヘルメットには、すっきりとした視界を確保できるスモークカラーの「QSV-1サンバイザー」が採用されており、明るさの急な変化にもスムーズに対応します。
「J-Cruise」のメーカー希望小売価格は44,000円、オプションとしてシールドの曇りを防止するPINLOCK® EVO lensも発売されています。

同じSHOEIから出ている「GT-Air」は、フルフェイスヘルメットの中では特に人気の高いインナーバイザー付きヘルメットです。
PINLOCK® EVO lensは最初から付属しており、エアインテークを開けば風通しが良くて走り心地が最高なのと、内部にスピーカーを組み込みやすいというメリットがあります。

さらに、外側にも Bluetooth レシーバーを装着しやすいという特徴があり、自分好みにあれこれとカスタマイズできる点が魅力です。
これだけ充実した作りで価格の方は48,000円、デザインがあるタイプは56,000円となかなかお手頃です。