バーグマン200の特徴

スズキバーグマン200の特徴

「BURGMAN200（バーグマン200）」は、スズキの人気車種「スカイウェイブ」を海外展開するときに使用してきた名称です。
バーグマンは欧州を中心に海外で販売されるバイクとして製造されてきたのですが、2014年より生産がタイに移動したことでより多くの国々で販売されるようになったことで、日本でも同じく流通するようになりました。

バーグマンは200ccという規格であることから道路交通法上、高速道を走行することができます。
街乗りに便利な125ccと、長距離ツーリングに適した250ccのちょうど間のクラスとして作られているのが特徴です。

ジャンルとしてはスカイウェイブと同じビッグスクーターですが、スカイウェイブ250と比較すると全体的に小さめに作られており、フロント周辺がスリムになった印象です。
しかし車体に搭載されている収納については十分な容量となっていて、シート下のトランクとして41Lのスペースがあり、さらに6L収納のロック付きフロントグローブボックスがあります。

1Lのミニフロントボックスもあり、スカイウェイブと同じように車体に対して広々とした収納があるという特徴が見られます。
スズキのバイクでは全体的に収納にこだわったものが多いのですが、そうしたニーズもきちんと採用していることがわかるでしょう。

各パーツごとの特徴

収納以外のパーツについて説明をしていくと、まずメーター部分のディスプレイにあるエコドライブインジケーターがあります。
これはエコドライブをしているかどうかを示すもので、燃費性能をより向上させるために使います。
先に説明をしたシート下の収納はかなり大きく、フルフェイスのヘルメットがまるまる2つ入るという驚きのサイズです。

200ccのバイクは二人乗りをすることが認められていますが、実際にタンデムをしてみると車体の大きさに対して非常にゆったりと座れることに気が付きます。
ゆとりのある座席であるのと同時にタンデムをするときの体の距離もジャストフィットをしやすく、狭い路地などでバランスをとるときにもとても便利です。

外観の特徴としては、スリムでシャープな印象の独立2灯型マルチリフレクターヘッドライトがあります。
この強力なライトにより夜間でも視界を確保することができ、同時にウィンカーとのバランスにより優雅なライティングとして見せてくれるのです。

もう一つ特徴的なのがインストルメントパネルにあえてアナログ式のタコメーターを使用しているということです。
現在は液晶パネルによる表示が主流になっているのですが、アナログにすることで見やすさを意識し、バックライトにより常に視認できる状態としています。

バーグマン200の価格

新車でのメーカー希望小売価格は消費税込で523,800円です。
200ccという排気量は微妙な大きさということで購入をためらう人もいるようですが、コスパということでは申し分ないと言えます。